新しい世界へ
ふわふわとした毎日を送っています。
優しい言葉、可愛い写真、お宝映像な動画に…ずっと聞きたかった歌声。
こんなに幸せな気持ちで過ごせるようになるなんて、1週間前には想像もしていませんでした。
6月23日20時。会見を見始めたとき、私は緊張で震えていました。
ここに出てくる手越祐也を、自分はこれからも応援できるのだろうか。
もしかしたら、私が見てきた、私が大好きな手越祐也ではないのかもしれない。
そんな不安がずっと胸に渦巻いていました。
会場に入ってきたよく見知った姿。明るく話し始める聞き慣れた声。
「僕はいまだにジャニーズ事務所、そしてNEWS、そしてNEWSファンのことは、心から大好きです」
しっかりと言い切る言葉を聞いて、体から力が抜けていきました。
あぁ、良かった。
私はこの人を知っている。この人をずっと見つめてきた。
メンバーとファンをこよなく愛する、私が大好きな大好きな手越祐也だ。
「僕がこだわりを持ってやってきた“歌”というものに関しては、主軸として今後も続けていきます」「やっぱり僕は歌って踊る、そしてステージに立つ、というのが心から大好き」
これらの言葉が何よりも嬉しかったかもしれません。退所報道後、祐也がファンの前から姿を消してしまうことをずっと恐れていたので…。
これからもステージに立つ祐也を応援できそうで、本当に安心しました。
そこからは、わたくし…なんと笑い転げながら見ておりました。
思いがあふれてどんどん話が広がっちゃうところとか。
次々に野望が飛び出してくるところとか。
ファンにはなじみ深い祐也が愛おしく、それと同時に、こりゃあ一般の方々は呆気にとられるぞ…と思うと、なんだか面白くなってしまったんです。
退所をめぐる事務所とのやり取りについては、ここであれこれ言うのはやめておきます。祐也側からしか話を聞いていないですからね。
もちろん祐也が嘘をついているとは全く思いませんが(正直すぎるくらい正直な人だから!)、実際の交渉が弁護士によって行われ、祐也の目に見えていない事務所側の事情や意図もあったかもしれません。
ただ、一つ腑に落ちたのが、メンバーとは連絡をとれなかったというくだり。
ずっとおかしいと思っていたんです。4人で話し合いをした様子がなかったことを。
だって、あの手越祐也ですよ!どんな時でも、自ら説明せずにいられない人。
また、3人だって、祐也に言いたいことはたくさんあったはず。4人が話し合いを拒む、連絡すらしないとは、どうしても思えませんでした。
実際は、連絡することを止められてしまっていたのですね…。
祐也の活動自粛から退所までの間、3人からは色んなメッセージが発せられました。
人生を歩む上で守るべきものがある。確実に。
あらゆる思いが彼に届くことを祈っています。
デビュー前から一緒に歌ってきて、色んなことを一緒に乗り越えてきました。
そして、3人が共通して言葉にした「NEWSを守る」ということ。NEWSを待ち望む声が届いていること。
彼らが発していた言葉は…ファンだけでなく、祐也に向けていたのでは?
直接連絡を取ることができない中、どうにか思いを伝えようとしていたのでは?
今の私には、そんな風に感じられます。3人は必死に4人のNEWSを、手越祐也を守ろうとしていたのではないか、そう思えてなりません。
会見終了後のOPENREC配信では、会見のとき以上に、祐也の本音や気持ちが伝わってきました。
自宅から(時折エマちゃんも登場しつつ)配信してくれた祐也。下からの至近距離でも美しいお顔を見つめ続ける至福の時間でした。
彼は優しかったですね。ただただ優しく、穏やかな愛にあふれていました。
世間でネタになっている「ティッ!」やチャラさはなく。
エマちゃんを見せ、口内炎を見せ、黄色い靴下を見せ。時折もぐもぐしながら色んな質問に答えてくれました。
NEWSの歌を今後も歌えるという話で、こんな風に言っていました。
「歌えるけど、でも、NEWSに失礼がないようにしなきゃなとは思ってる。やっぱりさ、3人が残すって決めた大切な場所じゃない?NEWSって。そういうNEWSの曲を、生半可なところで歌うっていうのは、嫌だなって思う。」
彼はよくわかっているんだと思います。NEWSとNEWSの曲が大切なものであることも。もうそれは自分のものではないことも。
「でも俺は、めちゃめちゃ歌いたい」
そう言って小さく笑った表情はあまりにも綺麗で、はかなげでした。
メンバーについて語り、「未練はNEWS」と言った祐也。
退所の意向があったとはいえ、このような形でNEWSを去ることは、本意ではないのでしょう。彼の気持ちを3人に伝え、3人が抱えている思いを彼が知ることができる。いつかそんな機会があることを、私は願ってやみません。
ずっと質問に答え続け、なんと午前2時過ぎまで配信した祐也。
ファンを喜ばせたい!という気持ちが人一倍強いのもありますが。彼自身がファンとの交流を求めていたんじゃないかな…と思います。
ライブの中止、コロナでの自粛、芸能活動の停止。ファンが祐也に会えなかったように祐也もファンに会えないでいた。会いたくて会いたくて、ファンの愛を感じたくて、たまらなかったのではないでしょうか。
おかえり、祐也。
私たちのところに帰ってきてくれてありがとう。
自分の言葉で気持ちを伝えてくれてありがとう。
ファンに優しいところも、色々ぶっ飛んだところも、今までと変わらない大好きな手越祐也。ああいう人だから、好きになったんです。
「ファンを幸せにする!」と言う彼だから、きっとこれからも素敵な世界を見せてくれることでしょう。私も、彼のように前を向いて、新しい世界についていこうと思います。